The Hermeticaの著者は、こう語っています。
".....the writings attributed to Hermes/Thoth have been immensely important in the history of Western thought. "
キリスト教の教会による異端審判などが原因で、ヘルメス思想はルネッサンス後、表に出られない陰の存在となってしまいましたが、神秘思想として西洋の偉人たちをinspire し続けてきました。
The Hermeticaの中から、創造について語っている箇所を翻訳してみました。「真理」というものは、まったく古くならないものですね。
創造について深く考える
神に願いなさい。
あなたの意識を神の光が照らし、
その崇高なる御姿を
想いとしてつかむ力を与えるように。
目に見えないものは、
同じように目に見えない想念でしか
見ることができない。
想念を見ることができないのに
神を見ることができると思うのか。
しかし、自分の心で神を見ようとするならば
神はためらうことなく
あなたの前に現れる。
神は大宇宙の万物を通して
その御姿を現す。
そうすることによって、
あなたがた人間が、
神の姿を目で見ることができるから。
両手でつかむことができるから。
想いを通して心を知ることが
できるのと同じように
創造物を通して創造主を知ることができる。
これが創造の目的。
神は常に創造し続けている。
だから常に神を見ることができる。
我々は父なる神を知ることができる事実を
知り、驚き、感謝すべし。
神を知りたくば
神について深く思慧すべし。
神をその目で見たくば
宇宙の精妙なる秩序を見るがよい。
少し考えてみなさい。
あなたが子宮の中でどう創られたかを。
その巧みな技術に思いを馳せ
神の御姿に似たそんな美しい姿を
誰が創ったかを考えてみよ。
誰が丸い目を描いたのか。
誰が鼻や耳に穴を開けたのか。
誰が筋肉を作って
それらをしっかりと結び繋いだのか。
誰が骨を組み、肉を皮で包んだのか。
誰が指を一本一本に分け
足の裏を平らにしたのか、
誰が体の美しさを外に出し
醜い内臓を中に隠したのか。
ひとりの人間を創るために
どれだけ多くの巧みな工夫がされているのか。
彫像や肖像画は
彫刻家や画家なしには生まれない。
なのに、このような崇高な作品に
造物主がいないというのか。
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