オーストラリア人の知人に、神智学協会(The Theosophical Society )の会長をしたことのある人がいるのですが・・・
その人がオーストラリアで開かれた無神論者の国際会議に興味を持って参加したときのことを話してくれたことがあります。
詳細は覚えていないのですが、「いや~、びっくりしたよ。Atheistsの言っていることを聞いていて、Atheismがカルト宗教にそっくりだということがわかったよ。彼らは、無神論信者だ」と言っていました。
自称Atheistの人たちの中にも、いろんな人がいると思うので、みんながみんなカルト宗教の狂信的な信者のようではないと思いますが、世界中から集まるほど熱心な人たちが熱狂的に語るのを聞いていたら、確かにそう感じるかもしれませんね。
「神仏の存在」を科学的に証明できないのは事実でも、「神仏の不在」の証明もできないので、証明できないのに「神がいない」ことを信じているなら、確かに「信仰」と言えるでしょう・・・??
ところで・・・・
3年ぐらい前にうちの近くであったTheosophical Societyの集いに、友達と一緒に参加したことがあるのですが、10人ぐらいの参加者のうち、比較的若いのは私たちだけで、その他の人たちは60-75歳ぐらいで、ビックリしました。30年ぐらい前は、若い人の中にも神智学に興味持っている人がたくさんいたように思うのですが、インターネットの時代の若者はあまりTheosophyに興味がないのか、神智学協会の組織自体に若者を惹きつけるようなイノベーションが必要なのか・・・?
Theosophical Society は18世紀後期にアメリカで設立され、北米・イギリスを中心に広がりました。シドニーにも、CBDにそのセンターがあり、メンバーになると、そこの図書館にある世界中の様々な宗教・思想の経典や書籍、資料を借りることができます。
(神智学については、次の記事でもう少し詳しく書く予定)
今回も、とっても勉強になりました~。神智学って、英語でTheosophyなんですね。
ReplyDeleteこちらのブログは、読んでいると、楽しく知的関心が刺激され、自然に教養や英語も勉強できるので最高!
毎回、楽しみにしています♪
いつもコメントありがとうございます!
Delete神智学は日本ではあまり知られていないかもしれませんが、欧米のスピリチュアル系の人の間ではよく知られています。